鉄道と政治 政友会、自民党の利益誘導から地方の自立へ / 佐藤 信之 著

リニア、九州新幹線…なぜ整備が迷走しているのか?「我田引鉄」の時代から高度成長、コロナ禍の鉄道経営まで、交通政策の歴史と未来かつて鉄道は、地方に利益も文化ももたらしてくれるものだった。そのため「我田引鉄」と呼ばれようとも、政治家は血眼になって自らの票田に鉄道を、のちには新幹線を求めた。その結果、不自然な路線の形や駅の配置があちこちに見られる。だが、鉄道を無条件に求める時代は終わった。これからの鉄道整備はどうあるべきか。また、コロナ下で苦しむ鉄道会社に政治は何ができるのか。交通政策の歴史をひもとき未来を展望する<br>佐藤 信之 著
中央公論新社
2021年04月
テツドウ ト セイジ
サトウ ノブユキ
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