椿井文書−日本最大級の偽文書 / 馬部 隆弘 著
偽文書はどう作られ、広まるのか。江戸時代に椿井政隆が作成し、近畿一円に流布して、今も影響を与え続ける数百点に及ぶ偽文書の全貌中世の地図、失われた大伽藍や城の絵図、合戦に参陣した武将のリスト、家系図……。これらは貴重な史料であり、学校教材や市町村史にも活用されてきた。しかし、もしそれが後世の偽文書だったら? しかも、たった一人の人物によって創られたものだとしたら――。椿井政隆(一七七〇〜一八三七)が創り、近畿一円に流布し、現在も影響を与え続ける数百点にも及ぶ偽文書。本書はその全貌に迫る衝撃の一冊である。<br>馬部 隆弘 著
中央公論新社
2020年03月
ツバイ モンジヨ ニホン サイダイキユウ ノ ギモンジヨ
バベ タカヒロ
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