似非老人と珈琲 薄志弱行 / 瀬戸正洋/著
孤高の俳人が、話題の句集『亀の失踪』につづいて放つ、一筋縄ではいかない、ことばの饗宴??〈綿虫や気づかれないことは嬉しい〉。俳句最前線〈三伏や娘と帰る家が異なる〉〈端とか隅とかが好きで九月かな〉。なるべくなら黙っていたい。十七くらいの音数がちょうどいいのかも知れない。それでも饒舌だと思ってしまう。「薄志弱行」、味わい深いことばだと思う。山村で暮らしているので車は不可欠である。外出してもアルコールは控えるようになった。そんな訳で、珈琲店へ通うことになる。三百句まとめた。(著者あとがきより〜抜粋)<br>瀬戸正洋/著
新潮社
2024年03月
エセ ロウジン ト コ?ヒ? ハクシ ジヤツコウ
セト,セイヨウ
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