論争 大坂の陣 / 笠谷和比古

「天下分け目」は「関ヶ原の戦い」ではなかった! 2倍の兵数30万人が激突した「真の最終決戦」を、16の論点から徹底検証する。「関ヶ原」でなく「大坂の陣」で家康はようやく天下を取った! 「西軍敗戦で豊臣家は一大名に転落」「征夷大将軍は唯一の天下人」「家康は豊臣滅亡を虎視眈々と狙っていた」「方広寺鐘銘問題は言いがかり」「大坂方は騙されて内堀まで埋めさせられた」。諸説せめぎあう中、「二重公儀制」論を掲げる近世史の第一人者が、関ヶ原から「戦国最後にして最大の激戦」に至るまでの真相を明らかにする。<br>笠谷和比古
新潮社
2025年10月
ロンソウオオサカノジン
カサヤカズヒコ
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