日本政治思想史 / 原武史

天皇はなぜ今なお権力の主体と言えるのか。「空間」「時間」という新たな補助線を取り入れ、隠された「政治の本質」を可視化する。江戸時代から現代にいたる「政治の根本」を浮き彫りにする! 戦後の新憲法で「国政に関する権能を有しない」と規定されたにもかかわらず、天皇が今なお権力の主体であり続けているのは一体なぜか。儒学・国学・超国家主義・民主主義など従来の思想史に加えて、新たに「空間」と「時間」という補助線を取り入れ、これまで言説化されてこなかった日本固有の政治思想の本質を明らかにする。放送大学テキストに大幅に加筆修正した決定版。<br>原武史
新潮社
2025年05月
ニホンセイジシソウシ
ハラ,タケシ
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