蔦屋重三郎 江戸の反骨メディア王 / 増田晶文
大河ドラマ「べらぼう」主人公の一代記! 遊郭ガイドや狂歌集でベストセラー連発、幕府の言論統制に立ち向かった天才編集者の生涯。偉そうな「お上」は、おちょくれ! ――天才編集者の一代記。貸本屋から身を起こし日本橋通油町の版元となった「蔦重」こと蔦屋重三郎。江戸後期、田沼意次の浮かれた時代に吉原の「遊郭ガイド」を販売し、「狂歌」や「黄表紙」のヒット作を連発した男は、言論統制を強める寛政の改革に「笑い」で立ち向かう。北斎や歌麿、写楽ら浮世絵師の才能も見出した、波瀾万丈の生涯を活写する。<br>増田晶文
新潮社
2024年10月
ツタヤ ジユウザブロウ
マスダ マサフミ
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