ロベスピエール 民主主義を信じた「独裁者」 / 高山裕二/著
「恐怖政治の独裁者」という理解は正しいか。「私は人民の一員である」と言い続けたポピュリストの姿から、現代民主主義を問い直す。「恐怖政治」という理解だけでは見えない政治家の真実とは? フランス革命で政敵を次々と粛清、最後は自らも断頭台で葬られたロベスピエール。「私は人民の一員である」と言い続けた元祖〈ポピュリスト〉は、なぜ冷酷な暴君に堕したのか。誰よりも民主主義を信じ、それを実現しようとした政治家の矛盾に満ちた姿から、現代の代議制民主主義が抱える問題の核心を鋭く問う画期的評伝。<br>高山裕二/著
新潮社
2024年11月
ロベスピエ?ル ミンシユ シユギ オ シンジタ ドクサイシヤ シンチヨウ センシヨ
タカヤマ,ユウジ
新潮選書/