冷戦後の日本外交 / 高村正彦

外交の失敗は一国を滅ぼす──。一線の研究者たちが、日本外交を牽引した希代の外政家から聞き出した「危機の30年」の重要証言。危機の時代を率いた外政家によるオーラルヒストリー。「外交の失敗は一国を滅ぼす」。1980年の初当選以来、その信条と共に政治活動を続けてきた希代の外政家・高村正彦。その軌跡は、国民世論と国際貢献の狭間で苦闘してきた冷戦後日本の姿と重なる。自衛隊の海外派遣、強大化する中国との関係、アジアの民主化、集団的自衛権の一部容認まで、日本外交の舞台裏を語る。<br>高村正彦
新潮社
2024年06月
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