考える親鸞 「私は間違っている」から始まる思想 / 碧海 寿広 著

清沢満之から鶴見俊輔まで、卓抜な親鸞論から考える日本思想史。「絶対他力」「自己への懐疑」など、今なお重要な思想の核心に迫る!「己の正しさを疑わない」言説ばかりの今こそ、親鸞が必要である――。右翼から左翼、文学者や哲学者まで、近代以降の論客がその魅力や影響を語り続けてきた国民的高僧・親鸞。「懺悔の達人」「反権力の象徴」「宗教の解体者」など、それぞれの親鸞論を読み解き、「絶対他力」「自然法爾」といった思想の核心に迫る。日本人の“知的源泉”に親鸞あり――。気鋭の研究者による、親鸞論の決定版!<br>碧海 寿広 著
新潮社
2021年10月
カンガエル シンラン
オオミ トシヒロ
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