絶滅魚クニマスの発見　私たちは「この種」から何を学ぶか / 中坊　徹次　著

絶滅魚「クニマス」が70年の時を超え発見されたのは偶然ではなかった！　生態、分類、進化、歴史を結集して辿り着く「種」の深淵。７０年の時を超え、再び姿を現した魚「クニマス」が語り始めた。１９４０年、秋田県田沢湖だけに生息した魚が環境改変で絶滅した――。だが、生きていた。遠く離れた山梨県西湖で。なぜ西湖に？　なぜ誰も気づかなかったのか？　クニマスという魚の驚くべき生態から生まれた疑問が発見を導き、分類学、ダーウィン進化論、そして絶滅に向きあった人々の歴史へと広がってゆく。「種」を巡る壮大な物語。<br>中坊　徹次　著
新潮社
2021年04月
ゼツメツギヨ　クニマス　ノ　ハツケン
ナカボウ　テツジ
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