不寛容論 アメリカが生んだ「共存」の哲学 / 森本 あんり 著
異なる価値観を持つ人びとが共生する多様性社会を実現する方法とは。偏屈なピューリタンが生み出した「キレイごとぬきの政治哲学」。「不愉快な隣人」と共に生きるために――。「わたしはあなたの意見に反対だが、あなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」――こんなユートピア的な寛容社会は本当に実現可能なのか。不寛容がまかり通る植民地時代のアメリカで、異なる価値観を持つ人びとが暮らす多様性社会を築いた偏屈なピューリタンの苦闘から、その「キレイごとぬきの政治倫理」を読み解く。<br>森本 あんり 著
新潮社
2020年12月
フカンヨウロン
モリモト アンリ
/