反知性主義−アメリカが生んだ「熱病」の正 / 森本あんり
民主主義の破壊者か。格差是正の救世主か。米国のキリスト教と自己啓発の歴史から、反知性主義の恐るべきパワーと意外な効用を描く。民主主義の破壊者か。あるいは格差是正の救世主か。アメリカでは、なぜ反インテリの風潮が強いのか。なぜキリスト教が異様に盛んなのか。なぜビジネスマンが自己啓発に熱心なのか。なぜ政治が極端な道徳主義に走るのか。そのすべての謎を解く鍵は、米国のキリスト教が育んだ「反知性主義」にある。反知性主義の歴史を辿りながら、その恐るべきパワーと意外な効用を描く。<br>森本あんり
新潮社
2015年02月
ハンチセイシユギ
モリモト,アンリ
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