金融の世界史−バブルと戦争と株式市場 / 板谷 敏彦 著
メソポタミアの粘土板に残る借用書から現代金融工学の先端まで。金融史とはお金に形を変えた人間の欲望か、それとも叡智の足跡か?金融の歴史とは、お金に変えた人間の欲望か、それとも叡智の足跡か――シュメール人が発明した文字は貸借記録の必要に迫られたものだった。ルネサンス期に生まれた銀行・保険業と大航海時代は自由な金融市場をもたらし、国家間の戦争は株式・債券の基を創った。そして今日、進化したはずの国際市場では相変らずデフレ・インフレ・バブルが繰り返される……人間の営みとしての「金融」を通史として俯瞰する試み。<br>板谷 敏彦 著
新潮社
2013年05月
キンユウ ノ セカイシ バブル ト センソウ ト カブシキ シジヨウ
イタヤ トシヒコ
/