明治神宮−「伝統」を創った大プロジェクト / 今泉 宜子 著

伝統を重んじつつ西洋的近代知も取り入れた全く新たな神社を創建すること――悩み、迷いぬいた果ての、造営者たちの挑戦。それは古来の形式を重んじつつ近代知も取入れた、全く新たな神社の誕生だった。七〇万m2にも及ぶ鎮守の森、「代々木の社」とも称される明治神宮は鎮座から九十数年を数える。しかしその歴史は、全国で八万社を超える神社の伝統から見ればむしろ新しい。「近代日本を象徴する明治天皇の神社」とはいかにあるべきか――西洋的近代知と伝統のせめぎあいの中、独自の答えを見出そうと悩み迷いぬいた果ての、造営者たちの挑戦。<br>今泉 宜子 著
新潮社
2013年02月
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