圓生の録音室 / 京須偕充

昭和の名人、六代目三遊亭圓生。若き日にレコード製作者として親炙した著者が、愛惜をこめて描きだす「稀代の芸の鬼」の情熱と素顔。昭和の名人、六代目三遊亭圓生。名実ともに絶頂期にあった名人は己の芸を『三遊亭圓生人情噺集成』『圓生百席』として後世に残した。このレコードをプロデュースしたのが若き日の著者である。はじめての訪問、録音室の内外での濃密なやりとり、突然の別れれ……。愛惜をこめて描かれる“稀代の芸の鬼”の情熱と素顔。<br>京須偕充
講談社
2023年10月
エンシヨウ ノ ロクオンシツ
キヨウス トモミツ
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