涙雨とセレナーデ　１１ / 河内遙

誘拐事件と、その裏にある思惑。恋する彼らは運命を切り拓くことができるのか――。切なさが募るタイムスリップ・ロマンス！横浜で本郷財閥の裏取引を探っていた孝章は、暴漢に襲われ怪我を負う。話を聞いた陽菜<br>は、菊之進とともに孝章のいる病室へ忍び込み、回復を願って涙を流す。菊之進は、そん<br>な陽菜に惹かれる気持ちを押し殺していた。一方、雛子は、思いを寄せる武虎に同行を頼<br>み孝章の見舞いに訪れ、偶然にも陽菜と菊之進に再会。その夜、武虎は陽菜に、未来から<br>来た自身の境遇について語り、陽菜のスマートフォンを連絡手段として改造する。しかし<br>翌日、武虎から「雛子と一緒に拐われた」との報せが入り――!?　孝章の実母の秘密、本郷家<br>とオルブライトをめぐる因縁、義母の思惑、そして「タイムスリップ」の謎……。恋する<br>彼らは、運命を切り拓くことができるのか。ますます目が離せない、切なさが募るタイム<br>スリップ・ロマンス！<br>河内遙
講談社
2023年08月
ナミダアメトセレナ−デ１１
カワチハルカ
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