中国戦乱詩 / 鈴木 虎雄

中国古典文学研究の泰斗・鈴木虎雄が、戦乱の中国を映し出す作品を集成した名著。周代から清朝まで、各時代の代表的詩篇を収録する。太平の時は常に稀にして戦乱の世は常に多し。――古来より、中国では戦争が絶えなかった。歴代の詩人たちは、あるがままの現実を作品に昇華し、人々の叫び出でたる声として残した。中国古典文学研究の泰斗が、蘇武・李白・杜甫・文天祥といった、周代から清朝の名詩・四十一首を精選する、味わい深い名著。(まえがき・川合康三/解説・小川環樹)<br><br>[本書の内容]<br>学術文庫版まえがき 川合康三<br>序<br>周詩<br>漢魏晋詩<br>六朝隋詩<br>唐詩(上)<br>唐詩(下)<br>宋詩<br>清詩<br>解説 小川環樹<br>鈴木 虎雄
講談社
2022年08月
チユウゴク センランシ
スズキ トラオ
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