魂(ソウル)から心(マインド)へ 心理学の誕生 / E.S.リード
人の心理が探求された19世紀。「魂」概念に代わる「心」概念、実験心理学の成立、自然化への試みなど、心理学史の新しい像を描く。19世紀前半、人の心理を積極的に探求したのは作家や詩人、また医者や牧師たちであった。<br>同じ世紀末には実験心理学の成立により、それは心理学者・生理学者たちの領域となる。<br>だが、「心理学」へと焦点が絞られていく道筋は単線的はなかった。<br>本書では、「魂」の概念に代わる「心」の概念の登場、自然化への方向を探る「アンダーグラウンド心理学」の水脈など、複雑に入り組んだ流れを整理、これまで見えなかった心理学史の新しい像を描き出す。<br>E.S.リード
講談社
2020年10月
ソウル カラ マインド エ シンリガク ノ タンジヨウ タマシイ ココロ
リ−ド エドワ−ド E S
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