さよならよ、こんにちは / 円居　挽　著

森見登美彦、熱烈推薦！　自らの揺籃の地、奈良を舞台に綴られる“本陣”達也の物語――。円居挽、二度目のデビュー作、ここに誕生。同郷作家・森見登美彦、共感！<br><br>我々にとって、かつて世界は奈良であった。<br>この本は「復活の呪文」である。<br><br>奈良盆地の半ば、大和郡山市に位置する越天学園の寮に居座る本陣達也。彼は、一度見たものを決して忘れることができない体質を持っている。<br>若き達也のなかで渦巻くのは、母を喪った記憶と、その復讐、そして己の無力への怒りだった。そんな達也に、先輩・瓶賀流は一本のファミコンソフトを遺した。<br>「ドラゴンクエスト」――その一本のゲームソフトが、達也にとっての「ふっかつのじゅもん」となる……。<br>作家・円居挽、もうひとつのデビュー作と称すべき瑞々しさを放ち、森見登美彦も共感を寄せる傑作青春小説、ここに誕生――。<br>円居　挽　著
講談社
2019年03月
サヨナラ　ヨ　コンニチワ
マドイ　バン
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