高濱虚子 並に周囲の作者達 / 水原 秋櫻子
虚子に師事し、「ホトトギス」同人になりながらも、やがて虚子の客観写生と決別していく精神の軌跡を生き生きと描く、異色の回想録。文学青年でありながら、家庭の事情でやむを得ず東大医学部へ入学した秋櫻子。在学中に出会った高濱虚子の文章に感銘を受け、自らも作句を始めた秋櫻子は、虚子に師事し、「ホトトギス」の中心的同人になりながらも、やがて虚子の客観写生を旨とした「花鳥諷詠」俳句に反発を感じていく。虚子との出会いと決別までを、松根東洋城、原石鼎、山口誓子、高野素十らとの交流や実作への批評とともに描く、歴史的名著。<br>水原 秋櫻子
講談社
2019年02月
タカハマ キヨシ ナラビ ニ シユウイ ノ サクシヤタチ
ミズハラ シユウオウシ
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