ラフォルグ抄 / ラフォルグ
『ヨオロッパの世紀末』にも連なる訳業。若き吉田健一が魂を震わせた、19世紀末フランスの夭折詩人による「近代の絶唱」。若き日の吉田健一にとって魂の邂逅の書となった、19世紀末フランスの夭折詩人ラフォルグによる散文集『伝説的な道徳劇』。詩集『最後の詩』と共に名訳で贈る。<br><br><br>19世紀末フランスの夭折詩人ラフォルグ。象徴派が勃興する中、近代の倦怠を知的な抒情とした天才が遺した散文集『伝説的な道徳劇』は、若き日をヨーロッパで過ごした吉田健一にとって「前世か何かで自分が書いたことをそれまで忘れていた感じだった」と語らしめ、耽読して止まなかった魂の邂逅の書であった。同じく遺作の詩集『最後の詩』と共に吉田の名訳で贈る。<br><br>ラフォルグ
講談社
2018年12月
ラフオルグシヨウ
ラフオルグ
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