芥川龍之介と太宰治 / 福田 恆存
ともに自死を選んだ二人の傑出した作家をつなげてどう読むか? 独自の視点で描かれた傑作文芸評論集。対照的な文学的軌跡をたどりながら、最終的にはともに自死を選んだ、芥川龍之介と太宰治。「近代的自我」の問題を問うた福田恆存が、その問題意識から二人の傑出した作家に見出したものは何だったのか。初期の作家論を代表する「芥川龍之介1」をはじめ、戦後に書かれた「芥川龍之介2」、太宰の死の前後に書かれた二つの評論を所収。独自の視点で描かれた傑作文芸評論集。<br><br>福田 恆存
講談社
2018年10月
アクタガワ リユウノスケ ト ダザイ オサム
フクダ ツネアリ
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