僕の昭和史 / 安岡 章太郎
不況、戦争、軍隊、敗戦、貧困、病魔、復興、経済成長…激動の時代を個人的実感に支えられた冷静な眼差しで捉え直した記念碑的作品。植民地朝鮮で過ごす幼少期が「僕」の昭和の始まり。受験失敗、厳しい陸軍の日々、敗戦、生活困難のなか書かれた文壇デビュー作「ガラスの靴」。芥川賞受賞の頃には復興も進み時代が大きく変わり始める。六〇年安保の年、アメリカ南部留学は敗戦国日本の戦後の意味を考える視座をもたらした。そして高度経済成長や学園紛争といった新たな変化。激動の昭和を個人的な実感に基く把握と冷静な筆致で綴った記念碑的名作。<br>安岡 章太郎
講談社
2018年08月
ボク ノ シヨウワシ
ヤスオカ シヨウタロウ
/