建築文学傑作選 / 青木 淳 選
ルイ・ヴィトンビルの設計などで世界的に知られた建築家・青木淳氏が厳選する、、建築文学の傑作10篇。建築学科の必読書は谷崎「陰翳礼讃」であるという。<br>文学と建築。まったく異なるジャンルでありながら、<br>そのたたずまいやなりたちに文学を思わせる建築、<br>そして構造、手法に建築を思わせる文学がある。<br>構成、位相、運動、幾何学、連続/不連続――<br>日本を代表する建築家が選び抜いた、<br>既存の読みを覆す傑作“建築文学”十篇。<br><br>収録作品<br>須賀敦子「ヴェネチアの悲しみ」<br>開高健「流亡記」<br>筒井康隆「中隊長」<br>川崎長太郎「蝋燭」<br>青木淳悟「ふるさと以外のことは知らない」<br>澁澤龍彦「鳥と少女」<br>芥川龍之介「蜃気楼」<br>幸田文「台所のおと」<br>平出隆「日は階段なり」<br>立原道造「長崎紀行」<br>青木 淳 選
講談社
2017年03月
ケンチク ブンガク ケツサクセン
アオキ ジユン
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