思い出す事など/私の個人主義/硝子戸の中(うち) / 夏目 漱石

夏目漱石の代表的随筆二篇と代表的講演一篇を一冊に収録。同時代から現代にいたるまで、愛されつづける稀有な国民作家の人生と真実。三十七歳から初小説『吾輩は猫である』を執筆、以降、満四十九歳で逝去するまでのわずか十余年間に、日本近代文学の礎となる数多の傑作を著した漱石夏目金之助。「修善寺の大患」で垣間見た「死」の後に綴った二随筆は、小説やいわゆる身辺雑記とは別種の妙味を持ち、漱石文学のひとつの極点として異彩を放ち続けている。同時期の著名な演説一篇を併録した、散文芸術の真髄。<br>夏目 漱石
講談社
2016年07月
オモイダス コト ナド ワタシ ノ コジン シユギ ガラスド ノ
ナツメ ソウセキ
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