私の万葉集 5 / 大岡 信
『私の万葉集』の最終巻。巻一七から二〇までの解釈と鑑賞。大岡信は現代の短詩型文学として「万葉集」を捉えてこの作品を記した。新元号「令和」の出典、<br>『万葉集』の魅力を<br>現代詩の巨人が説きあかす!<br><br>現代詩人・大岡信の先見性に満ちた『万葉集』論、第五巻。<br>新元号の出典となった「梅花の宴」について、<br>日本文学史とこの宴との重要な関連を指摘。<br>『万葉集』を現代人が味わい楽しむ「生きた」歌集として読み解く。<br><br>大岡信が、六年間に亘って[「万葉集」に立ち向かった『私の万葉集』の最終巻。巻十七から二十。<br>この第五巻は「歌日記」が中心であり、万葉最末期の歌<br> 移り行く 時見るごとに 心痛く<br> 昔の人し 思ほゆるかも 大伴家持<br>天平時代の人間を生き生きと伝える、大岡信渾身の、実作者による日本美起源の鑑賞、完結。<br>大岡 信
講談社
2015年05月
ワタシ ノ マンヨウシユウ 5
オオオカ マコト
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