白鳥評論 / 正宗 白鳥
文学について、批評について、文壇について、作家について――独自のシニシズムとニヒリズムに貫かれた、白鳥評論の白眉。「多年文学を本質的に重要視しないで年を取ってきたのに、いつの間にか私の肉体の骨髄までも文学病に冒されているのである。自分はむしろ悲んでいる。」 辛辣な文化欄記者として名を馳せ、のちには評論家として、 独自のシニシズムに貫かれた透徹した視点で生涯にわたり旺盛な批評活動を展開した正宗白鳥。その膨大な評論群から、文学論と作家論の秀作を厳選。<br><br><br>「多年文学を本質的に重要視しないで年を取ってきたのに、<br>いつの間にか私の肉体の骨髄までも文学病に<br>冒されているのである。自分はむしろ悲んでいる。」<br> 辛辣な文化欄記者として名を馳せ、のちには評論家として、<br> 独自のシニシズムに貫かれた透徹した視点で<br>生涯にわたり旺盛な批評活動を展開した正宗白鳥。<br>その膨大な評論群から、文学論と作家論の秀作を厳選。<br>正宗 白鳥
講談社
2015年08月
ハクチヨウ ヒヨウロン
マサムネ ハクチヨウ
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