私の万葉集 4 / 大岡 信
「万葉集」巻十三から十六までの鑑賞。著者が最も知的興味を感じた巻十六に多くが割かれた、魅力あふれる刺激的な一巻。新元号「令和」の出典、<br>『万葉集』の魅力を<br>現代詩の巨人が説きあかす!<br><br>現代詩人・大岡信の先見性に満ちた『万葉集』論、第四巻。<br>新元号の出典となった「梅花の宴」について、<br>日本文学史とこの宴との重要な関連を指摘。<br>『万葉集』を現代人が味わい楽しむ「生きた」歌集として読み解く。<br><br>ここでは、「万葉集」巻十三から十六までを取り上げる。<br>特に力を入れている巻十六は歌数こそ少ないものの、<br>その多様性と知的興味を誘う魅力溢れた刺激的巻である。<br>正岡子規もこの巻十六について書いているように、<br>「滑稽的美」を感じる特異かつ最も重要な一巻である。<br>大岡 信
講談社
2015年01月
ワタシ ノ マンヨウシユウ 4
オオオカ マコト
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