私の万葉集 3 / 大岡信
生きている古典への著者の自信ある愛情を、日本詩歌における脈々たる恋の歌に一貫して綴る。「万葉集」巻八より十二まで。新元号「令和」の出典、<br>『万葉集』の魅力を<br>現代詩の巨人が説きあかす!<br><br>現代詩人・大岡信の先見性に満ちた『万葉集』論、第三巻。<br>新元号の出典となった「梅花の宴」について、<br>日本文学史とこの宴との重要な関連を指摘。<br>『万葉集』を現代人が味わい楽しむ「生きた」歌集として読み解く。<br><br>大岡信の『私の万葉集』第三巻(全五巻)。<br> ひさかたの 天の香具山 この夕<br> 霞たなびく 春立つらしも 人麻呂<br>ゆったりとした万葉人の息吹を伝えたい。<br>著者の思いは、愛情深く、平易な文体で現代につなげていく。<br>「万葉集」巻八から十二までを、たとえば恋の歌、<br>それは、日本人の永遠に通ずる心の古典として……。<br>大岡信
講談社
2014年09月
ワタシノマンヨウシユウ
オオオカ,マコト
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