夏目漱石論 / 蓮實 重彦
70年代後半、数多ある文芸評論とは一線を画し、読書界に衝撃を与えた斬新な漱石論。三十数年を経た現在もなお挑発をやめない名著。「則天去私」「低回趣味」などの符牒から離れ、神話的肖像を脱し、「きわめて物質的な言葉の実践家」へと捉えなおしてまったく新しい漱石像を提示した、画期的文芸評論。<br><br><br>70年代後半、数多ある文芸評論とは一線を画し、読書界に衝撃を与えた斬新な漱石論。<br>三十数年を経た現在もなお挑発をやめない名著。<br><br>※本書は、1988年5月刊『夏目漱石論』(福武文庫)を底本とし、1978年10月刊『夏目漱石論』(青土社)を適宜参照しました。<br>蓮實 重彦
講談社
2012年09月
ナツメ ソウセキロン
ハスミ シゲヒコ
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