戦国大名論 暴力と法と権力 / 村井 良介 著
戦国の世、どれだけ力で領土を広げても別の力に奪取されてしまう可能性があった。暴力と法の関係を幅広い史料、権力論の名著と読む。戦国時代、大名の配下にありながら、「家中」と「領」をもつ者がいた。戦国領主と呼ばれる存在である。大名の生命線は、彼らをいかに統制するかにあった。暴力の時代にあって、いかに支配を安定させたのか。暴力と法のせめぎ合いから、新しい権力が誕生した。群雄割拠の時代を権力論の視点から読み直す。<br>村井 良介 著
講談社
2015年09月
センゴク ダイミヨウロン ボウリヨク ト ホウ ト ケンリヨク
ムライ リヨウスケ
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