「社会」の誕生 トクヴィル、デュルケーム、ベルクソンの社会思想史 / 菊谷 和宏 著

19世紀フランス、二月革命。そこから人は、超越性に包まれた「世界」から「社会」という概念を生成した。19世紀フランス、二月革命。<br>そこから人は、超越性に包まれた「世界」から「社会」という概念を生成した<br><br>神という超越性に包摂された世界から、社会という観念が切り離されたとき、「社会科学」が生まれた。<br>19世紀フランスに生まれたトクヴィル、デュルケーム、ベルクソンという三者を、ひとつの流れとして読み解く、これまでにない「ユニーク」な思想史!<br><br>【目次】<br>序 分解する現代社会──「社会」という表象<br>第1章 トクヴィル:懐疑<br>第2章 デュルケーム:格闘<br>第3章 ベルクソン:開展<br>終章 誕生した社会:絡繰──相互創造の網と人間的超越性<br>あとがき<br>参考文献<br>注<br>用語解説<br>年表<br>菊谷 和宏 著
講談社
2011年08月
シヤカイ ノ タンジヨウ トクヴイル デユルケ−ム ベルクソン ノ
キクタニ カズヒロ
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