ヘーゲル「精神現象学」入門 / 長谷川 宏

 1807年。哲学界に未曾有の書が現れる。〈無限の運動〉の相のもと、およそ人類がもつ、知の全貌をとらえる究極の書。目前の木の認識に始まり、世界全体を知りつくす「絶対知」にいたるまで。文明の始原から近代ヨーロッパの壮大な知まで──。人間精神のあらゆる領域を踏破する、哲学史上最難解の書を、「ヘーゲル翻訳革命」の著者が、明快に読みつくす。<br>長谷川 宏
講談社
1999年03月
ヘ−ゲル セイシン ゲンシヨウガク ニユウモン
ハセガワ ヒロシ
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