山之口貘詩文集 / 山之口 貘
「お国は?と女が言った/さて僕の国はどこなんだか、」沖縄の清高な魂と風土をたっぷりと身につけて生まれ育ち、20歳の頃失恋の痛みを抱え、上京。自虐的なまでの深い自己擬視を独特のユーモアに解き放った詩人山之口貘(1903〜1963)。その心優しい詩「妹へおくる手紙」「会話」「夢を見る神」「沖縄よどこへ行く」等の78篇と、自伝的小説2篇、詩論随筆12篇を以てこの希有の現代詩人の宇宙を集成。<br>山之口 貘
講談社
1999年05月
ヤマノクチ ヤマノグチ バク シブンシユウ シ ブンシユウ
ヤマノクチ バク ヤマノグチ
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