宮本武蔵 五 / 吉川 英治
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吉岡一門との決闘を切り抜け、武蔵は多大の自信とそれ以上の自省を与えられた。そしてまた、大勝負の後に訪れたゆくりなき邂逅。それはお通であり、又八であり、お杉婆(ばば)であり、宿命の人・小次郎であった。その人々が、今後の武蔵の運命を微妙に織りなしてゆく。山ならば3合目を過ぎて、いま武蔵の行く木曽路、遥かな剣聖を思い、お通を案じる道中は、4合日の急坂にかかる。<br>吉川 英治
講談社
1989年12月
ミヤモト ムサシ 5 ゴ
ヨシカワ エイジ
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