能の物語 / 白洲 正子
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紀有常の娘が業平との永久の愛を語り清絶に舞う「井筒」、一ノ谷の合戦で討たれた平敦盛と今は僧となり弔う直実が夢のごとき人生と無常を語る「敦盛」、ほか「隅田川」等。最大限に省略された舞台空間で無限の表現を可能にした能、視覚聴覚に訴えるその“間”と、幽玄と美を文章に写す。創造的な独自の解釈を加え物語る能の名作21篇。<br>白洲 正子
講談社
1995年07月
ノウ ノ モノガタリ
シラス マサコ
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