群衆心理 / ギュスターヴ・ル・ボ

史実を基に群衆心理を解明した名著。民主主義の進展が生んだ群集の時代。個人の理性ではなく「群衆」が歴史を動かす。その特徴とは?民主主義が進展し、「群衆」が歴史をうごかす時代となった19世紀末、フランスの社会心理学者ギュスターヴ・ル・ボンは、心理学の視点に立って群衆の心理を解明しようと試みた。<br>フランス革命やナポレオンの出現などの史実に基づいて「群衆心理」の特徴とその功罪を鋭く分析し、付和雷同など未熟な精神に伴う群集の非合理的な行動に警告を発るに至ったのである。<br><br>社会心理学の研究発展への道を開いた古典的名著にして、「ポピュリズム」を考えるための必読書!<br>ギュスターヴ・ル・ボ
講談社
1993年09月
グンシユウ シンリ
ギユスタ−ヴ ル ボン
/