道元 典座教訓・赴粥飯法 / 石川 力山 他

 「典座教訓」には、禅の修行道場における食を司る典座の職責の重要さが記され、この典座が調理してくれた食事を頂く修行僧の心得を示したのが「赴粥飯法」である。道元は、両者の基本にあるものこそ仏道修行そのものであると力説する。飽食時代といわれる昨今の食生活を省みるとき、本書のもつ現代的意義は大きく、多くの示唆に富む必読の書といえよう。食と仏法の平等一如を唱えた道元の食の倫理。<br>石川 力山 他
講談社
1991年07月
ドウゲン テンゾ キヨウクン フシユク ハンポン
イシカワ リキザン
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