朝を待つなら海の中 / 無傷

誰もいない、ひとりきりの夜。自分のなかにある、このまま消えてしまいたい気持ち。眠れない、孤独を感じる夜を過ごすあなたに贈る、心の拠り所になる1冊。わたしは冴えない人間だ。<br><br>何かに選ばれることもなく、語れるなにかがあるわけでもなく、目を引く美しさも持っておらず、天使のようにやさしくもない。<br>社会にしがみついて、なんとなくできることをなんとなくやって生活している。<br>どうにかそれっぽく見える皮膚を張りつけているだけで、一枚一枚はいでいけば、残るのは「くだらない」の文字だけだろう。<br>―はじめに より<br><br>Xで日常の孤独と不安と憧憬を綴る、無傷初エッセイ。<br>無傷
角川書店
2025年01月
アサ ヲ マツ ナラ ウミ ノ ナカ
ムキズ
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