家康と家臣団の城 / 加藤 理文 著
徳川家康の居城とその一門、家臣団の築城を分析することにより、江戸幕府という長期政権の城郭政策を明らかする。秀吉政権との対決(戦)をベースにした攻城政策にも注目する。天下人の城分析「家康」編。家康自らが心血を注いで築いた城は極めて数が少ない。<br>関ケ原合戦後の築城はすべて天下普請。これらの城は、単体で所領を守ろうとした豊臣系の城とは異なり、全国各地に配置された城が互いに補い合うことを狙った築城だ。ここが織豊系の城と大きく異なる。<br>家康が手掛けた代表的な城は浜松城と駿府城。近年の駿府城の発掘調査で家康の城の姿が見えてきた。<br>家康とその家臣団、そして幕府がどのような城造りを目指したかを解き明かす。<br>加藤 理文 著
角川書店
2021年11月
イエヤス ト カシンダン ノ シロ
カトウ マサフミ
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