浄土思想入門 古代インドから現代日本まで / 平岡 聡 著
教え・歴史・人物。仏教の本質を基礎からやさしく解説する。念仏を称えれば、死後には阿弥陀仏の本願力に乗じて、善人も悪人も平等に西方の極楽浄土に往生すると説く浄土教。死を直視する教えはどのように変容してきたのか。インドで誕生したブッダの教えが、その後中国から日本に伝わり、法然により大きく展開された。結節点である法然を軸に浄土教の教えに迫りつつ、死を隠蔽し、科学の知を万能視して自我の肥大化が進行する、苦悩に満ちた現代社会を強かに生き抜くヒントを提供する。<br><br>序 章 現代社会における浄土教の意義<br>第一章 インド仏教史<br>第二章 浄土教の誕生<br>第三章 インドと中国における浄土教の解釈<br>第四章 鎌倉時代までの日本仏教<br>第五章 法然の浄土教<br>第六章 親鸞の浄土教<br>第七章 一遍の浄土教<br>第八章 近代以降の浄土教<br>終 章 浄土教が浄土教であるために<br>平岡 聡 著
角川書店
2018年10月
ジヨウド シソウ ニユウモン コダイ インド カラ ゲンダイ ニホン
ヒラオカ サトシ
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