プラトン ソクラテスの弁明 シリーズ世界 / 岸見 一郎 著
ソクラテスの哲学的活動の意義、使命感、そしてプラトンの哲学上の立場がよくわかる。平易な現代語訳とわかりやすい解説で古代ギリシア哲学の白眉を理解できる保存版。古代ギリシアを代表する哲学者ソクラテス。<br>その生涯は刑死という衝撃的な最期を迎えたが、その裁判の一部始終をプラトンが記録したのが『ソクラテスの弁明』である。誰よりも正義の人であったソクラテスが裁判で何を語ったかを伝えることで、彼の生き方を明らかにした名著。<br><br>幸福であるためには、何が自分にとって善であるかを知っていなければならない。これが知恵や真実を求める意味であり、この意味での善悪の知が魂を優れたものにするーー。古代ギリシア哲学の白眉ともいえる『ソクラテスの弁明』の全文を新訳とわかりやすい新解説で読み解く。「徳」と訳されるアレテーなどギリシャ哲学の概念にも触れつつ、ソクラテスの言動や思想を通して哲学とは何かに迫る。<br>岸見 一郎 著
角川書店
2018年08月
プラトン ソクラテス ノ ベンメイ シリ−ズ セカイ ノ シソウ
キシミ イチロウ
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