仏教学者中村元 求道のことばと思想 / 植木 雅俊 著
洋の東西を超え、仏教に人類共通の智慧を求めた碩学、中村元。アカデミズムを超えて平易な言葉で仏教を説き、多くの人に慕われた人柄と、弛まざる学究の生涯をつらぬく〈普遍思想史への夢〉を、あざやかに描きだす。〈目次〉<br>はじめに<br>第一章 生い立ちと学問への目覚め<br>第二章 東京帝大入学から博士論文の完成まで<br>第三章 『東洋字の思惟方法』で世界へ<br>第四章 念願のインドの大地へ<br>第五章 原始仏教の研究に見る中村の独創性<br>第六章 『佛教語大辞典』と「中村元選集」の刊行<br>第七章 「比較思想」の提唱<br>第八章 東方研究会・東方学院にかける理想<br>第九章 中村元と足利学校<br>第十章 研究の集大成<br>第十一章 中村元の遺志の継承<br>第十二章 この夫人ありて、中村元あり<br>あとがき<br>読書案内──中村元の主な著訳書<br>参考文献<br>中村元 略年譜<br>植木 雅俊 著
角川書店
2014年07月
ブツキヨウ ガクシヤ ナカムラ ハジメ グドウ ノ コトバ ト
ウエキ マサトシ
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