シュタイナー生命の教育 / 高橋巌/著

生命は悪である――。人間の内面にひそむ破壊衝動と向き合い、芸術を通じてそれを建設的なものに育てることを訴えたシュタイナー思想の核心を、ニーチェの哲学、ノヴァーリス、ヘッセの文学と共に読み解く。〈目次〉<br>はじめに<br>第1部 不幸なる時代<br>第1章 軽い神秘学 「悩みの都市」の傍らで<br>第2章 生命にとって道徳とは何か シュタイナーの師、ニーチェ<br>第2部 「戦い」の中を生きる子どもたち<br>第3章 十二歳の危機 子ども、あるいは訪問者たち<br>第4章 内面生活のための教育 感覚教育の本質<br>第3部 新しい時代、あるいは内面への旅<br>第5章 来たるべき教育 エーテル体をどう育てるか<br>第6章 内面への旅 ノヴァーリストとシュタイナー<br>第7章 孤独・出会い・共同体 ヘッセと他者への目覚め<br>あとがき<br>初出一覧<br><br><br>高橋巌/著
角川書店
2009年11月
シユタイナ? セイメイ ノ キヨウイク カドカワ センシヨ 456
タカハシ,イワオ
角川選書 456/カドカワセンシヨ