茶人 豊臣秀吉 / 矢部良明
当時の日記や書状などを通して、秀吉の茶人としての実像を炙り出しながら、茶道の主役と考えられていた千利休を超えて、秀吉が茶道界に絶大な影響力を及ぼしていく姿を生き生きと描き出す。天下統一を成し遂げた豊臣秀吉は、茶の湯にいかなる夢を託したのか――。「侘び、寂び」を重んじる千利休の理念を超え、「面白く、楽しい」茶を掲げた秀吉は、弟の秀長や古田織部をはじめ、多くの追随者を生んでいった。同時代の日記・書状など、多様な史料を踏まえつつ、その歩みを多角的に検証。大胆で華やかな茶の湯を政治と娯楽の舞台とし、稀代のエンターテイナーが革新者として茶道の主役へと躍り出る姿を生き生きと描き出す。<br><br><br>矢部良明
角川書店
2025年12月
チヤジントヨトミヒデヨシ
ヤベヨシアキ
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