日本人のための「中東」近現代史 / 臼杵陽

なぜ度々紛争が起こるのか? その真の答えは、歴史を通覧し、中東の国々を理解することで初めて見えてくる。現代世界史の複雑な問題の背景を、日本との意外な関わりも交えて紐解く、日本人のための中東史。中東に世界が注目し続けている。戦争による石油危機は世界中に多大な影響を与え、聖地エルサレムをめぐる問題は解決を見ない。今なお地域の内外で紛争・テロが頻発し、イスラエルとパレスチナの対立は深刻な問題となっている。なぜ中東は、国家・民族・宗教など、様々な要素が絡まり合う複雑な地域となったのか。ナポレオンのエジプト遠征とペリーの黒船来航など、日本と重ね合わせることで、新たな見方を示す、中東史入門。<br>『「中東」の世界史 西洋の衝撃から紛争・テロの時代まで』(作品社刊)を改題のうえ、文庫化。<br>臼杵陽
角川書店
2024年11月
ニホンジンノタメノチユウトウキンゲン
ウスキ,アキラ
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