中世ラテン語の辞書を編む 100年かけてやる仕事 / 小倉孝保
100年の歳月をかけて英国で『英国古文献における中世ラテン語辞書』が完成した。生涯で完成を見ない事業へ参加者はなぜ邁進したか? 効率優先の現代に言葉と文化の意義を探り、私たちの働き方を問う。「働くことの意味を考えさせてくれる一冊」出口治明(「朝日新聞・書評欄」)<br><br>100年の歳月をかけて、英国で『英国古文献における中世ラテン語辞書』が完成した。<br>市民の言語採取ボランティア「ワードハンター」たちと、英国学士院が総力を結集した<br>成果だった。<br>採算がとれず、生涯で完成を見られない事業へ、参加者はなぜ邁進したのか?<br>特派員記者の著者は関係者を訪ね歩き、日本語辞書の編者にも取材を広げていく。<br>効率優先の現代に“言葉と文化”の意義を探り、日本人の働き方をも問うノンフィクション。<br>小倉孝保
角川書店
2023年04月
チユウセイ ラテンゴ ノ ジシヨ ヲ アム
オグラ タカヤス
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