ブラックホール 暗黒の天体をのぞいてみたら / 大須賀 健
2017年、人類が初めてその姿を目にしたブラックホール。そもそもなぜできるのか。宇宙を吸い込みつくしたらどうなるのか。不思議な天体イラストを用いてやさしく紹介。単行本を全面改稿した最新版。猛烈な勢いであらゆるものを吸い込みつづけるブラックホール。<br><br>一度のみ込まれたら、光ですらも抜け出すことは決してできないというSFのような天体は、<br>アインシュタインによって予言され、2015年、重力波の検出で存在が証明されました。<br><br>そして2017年、人類は初めてその姿をとらえることに成功しました。<br>イベント・ホライズン・テレスコープという電波望遠鏡をつなぐ国際プロジェクトが<br>地球から約5500万光年かなたにあるM87銀河近傍のブラックホールの姿をとらえたのです。<br><br>本書は2017年に単行本で刊行された書籍の文庫版ですが、<br>エポックメイキングとなった2017年の撮影を踏まえ、全面的に加筆修正を行いました。<br><br>大須賀 健
角川書店
2022年03月
ブラツク ホ−ル アンコク ノ テンタイ オ ノゾイテ ミタラ
オオスガ ケン
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