論語 上 / 吉川 幸次郎

論語には、教養や学び、友情、道徳、政治、国家といった普遍的な主題をめぐる思考が刻み込まれている。中国における古今の注釈だけでなく伊藤仁斎や荻生徂徠らの解釈を比較検討。口述により全章を解説する。この書物が常にひろく読まれて来たのは、人間の生き方についての知恵を、広汎に縦横に与えるという魅力のためである――。孔子とその弟子の言行を記録した対話篇、論語。そこには、教養や学び、友情、道徳、政治、国家といった普遍的な主題をめぐる思考が刻み込まれている。中国における古今の注釈書だけでなく、日本の江戸時代における伊藤仁斎や荻生徂徠らの解釈を比較検討。中国古典研究の碩学が口述によって全章を解説する。<br>吉川 幸次郎
角川書店
2020年10月
ロンゴ ジヨウ
ヨシカワ コウジロウ
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