縄文人の死生観 / 山田 康弘

精一杯の生を送り病魔や死の恐怖と闘った人びとの姿を雄弁に物語る、縄文の墓や遺物。その背後に広がる、自然や母胎への回帰、再生をめぐる死生観とは? 現代人の死のあり方をも照らし返す墓の考古学。土器に納められた生後間もない赤ちゃんの遺体。妊娠線が刻まれた臨月の女性土偶。抱きあって合葬された親子の墓。顔にイヌを乗せて埋葬された女性――。縄文の墓や遺物は、精一杯の生を送り、ときに病魔や死の恐怖と闘った何千年も昔の人びとの姿を雄弁に物語る。そしてその背後に広がる、自然や母胎への回帰、再生をめぐる死生観とは? スピリチュアルブームや散骨葬など、現代日本人の死のあり方をも照らし返す、墓の考古学。<br><br>*『生と死の考古学 縄文時代の死生観』を改題し文庫化したものです。<br>山田 康弘
角川書店
2018年06月
ジヨウモンジン ノ シセイカン
ヤマダ ヤスヒロ
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